びわ湖Rプロジェクト

リユース容器「リパコ」実証実験を実施しました。

2023/01/18 NHK「おうみ630」「おうみ845」で紹介されました。
2023/01/22 産経新聞、2023/01/26 中日新聞、2023/01/31 京都新聞に掲載されました。
2023/02/01  滋賀報知新聞に掲載されました。
2023/02/01 時事通信に掲載されました。
2023/02/01 - Sus&Us-サスアスに掲載されました。
2023/02/01 exciteニュースに掲載されました。
2023/02/02  朝日新聞に掲載されました。
2023/02/08 びわ湖放送で放映。Yahooニュースに掲載されました。
2023/02/15 環境新聞に掲載されました。
2023/03/25 内閣府首相官邸公式SNSアカウント「JAPAN GOV」に掲載されました。
      facebookTwitter(JapanGov)Twitter(Japan)
2023/04/09 2月~3月に実施した実証実験の結果をまとめました。
「びわ湖Rプロジェクト」 実証実験実施報告書 

使い捨てプラスチック容器を削減するための具体的な施策として、テイクアウト弁当・総菜のリユース容器による販売の仕組みを構築しようと、地域共通のリユース容器「リパコ」を作成し、協力3店舗における実証実験と、スーパー店頭での販売実験を実施しました。

参加店のうち弁当屋の2店舗では、常連客の概ね3割が「リパコ」での購入に切り替えられ、一度「リパコ」で購入された方はその後も「リパコ」での購入を継続されたようです。

逆に、7割の方は、「リパコ」を薦められても使い捨て容器を選択されたことになります。

利用者アンケートでは、9割が「購入したことで容器包装ごみを削減できて良かった」「購入したことで、環境を考えるお店を応援できた」と回答しており、利用者は、元々環境意識の高い方が多いことが分かりました。

登録方法については、4割が「スムーズに登録できた」、4割が「登録方法は分かりにくかったが、お店の方の対応で問題なく登録できた」と回答しており、大きな問題はなかったようです。

会員カードの作成を求めたり、「スマホがないとポイントがもらえないのは、不便に感じた」という方がおられる一方で、「登録はケータイでデポジット支払いも電子決済」を求める声もあり、紙での登録か電子登録か、どちらか一方に統一することは現段階では難しいと思われます。

参加店へのヒアリングによれば、常連客が「いつもの店」で継続的に購入されているケースが多いようでもあり、今後の「ポイント付与と特典」については、各店舗との調整、再検討が必要だと考えています。


本事業は、遠くから環境意識の高い参加者を集めて回すのではなく、地域の利用者が、地域の環境意識の高いお店を応援しながら、自分たちの身近なところからプラスチックごみを減らしていく、その継続的な行動につながるものであるべきだと考えています。各地域に参加店舗があり、その店舗を応援する利用者が増え、小さな循環が地域ごとに回るようになることが理想です。

参加3店舗を核とする小さな循環の輪が少しずつ広がっていくことを願いながら、実験終了後の4月1日、びわ湖Rプロジェクトは本稼働をスタートしました。

「びわ湖Rプロジェクト」実証実験

実施時期:2023年2月1日~3月31日

実施主体:しがローカルSDGs研究会(SL2)
     うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会

協  力:NPO法人HCCグループ
     大津市市民活動センター
     NPO法人環人ネット
     Linkしが

後  援:大津市、大津市地球温暖化防止活動推進センター
     一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク
     マザーレイクゴールズ推進委員会


実証実験実施報告書


※参加店舗など詳細はこちらから↓
 https://www.repaco.org/

※リユース容器の名称「REPACO(リパコ)」は協力団体【Linkしが】の香田雅子さんに提案いただき、一般回答ありのアンケートで投票多数により決定しました。

※リパコのロゴマークは【おさんぽカメラ】の橋本由佳さんにデザインしていただきました。


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