【開催報告】
 しがローカルSDGs研究会 設立記念フォーラム
 「滋賀から始める持続可能な社会づくり」

「環人8プラス」が「しがローカルSDGs研究会」へと名称変更したのを機に、誰もが住みやすく豊かに暮らせる持続可能な地域づくりについて考える「設立記念フォーラム」を開催し、150名以上の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

【日 時】2021年5月9日(日)13:30~16:00 ※Zoom利用のリモート開催

【主 催】しがローカルSDGs研究会(旧環人8プラス、略称SL2)

【後 援】滋賀県、一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク、滋賀県地球温暖化防止活動推進センター

【参加者】150名以上(※確認できた接続アカウント数:150)

【プログラム】

 ■開会挨拶  浦 幹夫(しがローカルSDGs研究会 代表理事)

 ■祝  辞  郡嶌 孝(同志社大学 名誉教授)

 記念講演『滋賀から始める持続可能な社会づくり』
   藻谷 浩介氏((株)日本総合研究所 主席研究員)

 ■ディスカッション『持続可能な社会をめざして、滋賀から広げる私たちの活動』
  コーディネーター 鵜飼 修氏(滋賀県立大学 地域共生センター教授)
  コメンテーター  藻谷 浩介氏

  報告1「CO2ネットゼロに向けた滋賀県の取組」
   廣田大輔氏(滋賀県 CO2ネットゼロ推進課)

  報告2「企業・団体・行政のタッグで滋賀から『グリーン経済』をつくる」
   竹ヶ原 経子氏(一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク事務局)

  報告3「SL2からの提案1:『3.5%からの未来づくりカフェ』で広げる」
   ディーガン美佐子(しがローカルSDGs研究会)  

  報告4「SL2からの提案2:CO2ネットゼロを学生から企業に広げる」
   朝比奈 遥(しがローカルSDGs研究会)

  報告5「SL2からの提案3:賢い住宅の選び方を滋賀から広げる」
   吉本 智(しがローカルSDGs研究会)

■資料ダウンロード

 ※当日の滋賀県資料は、以下からダウンロードいただけます。
 
「CO2ネットゼロに向けた滋賀県の取組」

 ※当日の「SL2からの提案」資料は、以下からダウンロードいただけます。
 「SL2からの提案1:『3.5%からの未来づくりカフェ』で広げる」
 「SL2からの提案2:CO2ネットゼロを学生から企業に広げる」
 「SL2からの提案3:賢い住宅の選び方を滋賀から広げる」

 ※上記以外の資料は「参加者限り」とさせていただきました。何卒ご了承ください。

当日参加されていた北川憲司氏より、グリーン購入に関する資料をご提供いただきましたので、参考に掲載させていただきます。
 北川憲司氏は、1994年滋賀県職員時代に、全国に先駆けてグリーン購入の仕組みを滋賀県庁に導入された方です。
 資料は1998年のものですが、市民活動や行政、企業の活動に、今でも参考になる言葉が溢れています。
資料「グリーン購入」 北川憲司氏

■参加者アンケート結果
 ・回答者数:97名
 ・コメント数:合計220件

 ご意見をお書きいただいた皆様、ありがとうございました。
 SL2では、いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の活動に活かしてまいります。

 ※全アンケート結果は以下からダウンロードできます。
 
「参加者アンケート結果」PDF8頁


上段左より、鵜飼修氏、藻谷浩介氏、竹ケ原経子氏、
中段左より吉本智、ディーガン美佐子、廣田大輔氏、下段、朝比奈遥


藻谷 浩介(もたに こうすけ)
 株式会社日本総合研究所 主席研究員
 株式会社日本政策投資銀行 地域企画部 特任顧問

山口県生まれの56歳。平成合併前の全3,200市町村、海外114ヵ国を自費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興、人口成熟問題、観光振興などに関し研究、著作、講演を行う。内閣官房、内閣府、国交省、農水省、総務省、厚生労働省、財務省・経産省・文科省等の各種審議会委員多数。立教・法政・山梨学院・青森公立大等の非常勤講師。特定非営利活動法人ComPus 地域経営支援ネットワーク 理事長など、委員等多数。人口成熟問題、中心市街地、産業振興、観光振興、地域再生等をテーマに、登壇および番組出演は年間400回近くに上る。
著書に、50万部を売り上げ新書大賞2位、ベスト経済書3位となった「デフレの正体」(KADOKAWA)、40万部を売り上げ新書大賞1位となった「里山資本主義」(共著・KADOKAWA)、「世界まちかど地政学Next」(文芸春秋)、「実測!ニッポンの地域力」(日本経済新聞出版社)、「中心市街地活性化のポイント」(ぎょうせい)他多数。近著(共著)に「進化する里山資本主義」(Japan Times)、「東京脱出論」(ブックマン社)。

鵜飼 修(うかい おさむ)
 滋賀県立大学 地域共生センター 教授
 
しがローカルSDGs研究会 理事

1969年東京都大田区生まれ。大手ゼネコンの設計部を経て2006年から現職。同大学大学院のまちづくりの担い手育成プログラム「近江環人地域再生学座」を担当。地域診断法、コミュニテイ・ビジネスのノウハウを基礎として実践的なまちづくり活動の担い手育成に従事。NPO法人大森まちづくりカフェ 代表理事、NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ 副理事長、その他実践活動の立ち上げ、アドバイザー多数。古民家のリノベーションが趣味。博士(学術)、技術士(都市及び地方計画)、一級建築士、1級造園施工管理技士、インテリアプランナー、第二種電気工事士。
著書(共著)「地域診断法 鳥の目、虫の目、科学の目」(新評論)、コミュニティ・ビジネスのすべて(ぎょうせい)ほか。

しがローカルSDGs研究会とは
しがローカルSDGs研究会(略称:SL2)は、2021年2月に「環人8プラス」より名称変更いたしました。
「環人8プラス」は、滋賀県立大学の「近江環人地域再生学座」を受講し2012年に卒業した「近江環人」8期生の社会人学生を中心とするグループで、地域の風土・歴史・文化の継承、環境・経済・社会が統合的に循環する持続可能な地域づくり、ならびにその担い手の育成を活動目的としています。

あなたも参加・応援してください。
しがローカルSDGs研究会では、賛助会員として活動を支援してくださる皆様を募集しています。賛助会員の方は、毎月行われる学習会や意見交換会に無料でご参加いただけます。ぜひ参加して、私たちの活動を応援してください。

しがローカルSDGs研究会 事務局
〒520-0047 滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
大津市市民活動センターBOX32 
Email:sl2.biwako@gmail.com
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