出席報告】
 
令和3年度第1回滋賀県協働プラットフォーム

滋賀県では、滋賀県協働推進ガイドラインに基づく政策形成段階における協働を推進するための仕組みとして、県民をはじめとする多様な主体の参加の下でテーマに応じた対話や協議を行う「滋賀県協働プラットフォーム」を設置されています。
この度、SL2より提案した以下のテーマにおいて「協働プラットフォーム」が設置・開催され、出席しました。

【日 時】
2021年721日()18:00~19:30

【場 所】滋賀県庁 北新館 多目的室2 およびオンライン(Zoom)

【主 催】滋賀県

【テーマ】SDGsの取組推進とCO₂ネットゼロ推進に向けたリユース容器普及による2Rの促進について

【参加者】26SL2より4名

内 容】テーマ提案者からの説明と、参加者の意見交換


今回のテーマは「SDGsの取組推進とCO₂ネットゼロ推進に向けたリユース容器普及による2Rの促進について」、しがローカルSDGs研究会(SL2)より提案させていただきました。
具体的には、海ごみと同様に琵琶湖にも広がりつつあるプラスチックごみ問題に焦点を当てて議論しました。
レジ袋無料配布中止が全国に広がり、プラスチックごみに関する市民の意識は一定高まったと思われる一方で、コロナ禍の影響もあり、弁当・総菜等のテイクアウトによりプラスチック製の使い捨て容器包装ごみが増えている。これを統一リユース容器・デポジット制にする仕組みがつくれないかという提案です。

SR2説明資料【問題提起】

当日は、事業者、NPO、各種団体、県・市等様々な主体から計26名(会場参加13名、Zoom参加13名)が出席され、熱心な意見交換が行われました。
以下に、会議中に出された主な意見を記します。

・琵琶湖のごみは必ず滋賀県から出されたごみ。ここから始める意義はある。
・今回の提案は、一朝一夕に解決できることではないが、まずは市民への意識づけが大切だ。
・ほとんどの方が、私はポイ捨てしてないから大丈夫、リサイクルしていれば大丈夫・・・という認識だと感じている。行政の方も同様で、会議でペットボトルを缶に変えたから大丈夫というレベル。そんなところから変えていかないといけない。
・選ぶことで変えていくという考え方もある。グリーン購入がそう。みんなの取り組みで変えていく。マザーレイクゴールズもその考え方。
・レジ袋無料配布中止について議論している際に、「なぜレジ袋だけ悪者にするのか」という意見がたくさん出された。市民の意識を変えるために、まずは毎日目にする「レジ袋から」始めた。有料化が全国に広がった今、「レジ袋の次の取り組み」を考えたい。
・コープしがにおけるレジ袋無料配布中止は、実は組合員の要望から始まった。事業者にとっては消費者からのアプローチが大きい。
・自分の提供するお弁当の容器が使い捨てなことが悲しい。自分の店だけでやることは難しいので、地域で共通のリユース・デポジットの仕組みがあると良いという声がある。
・容器をリユースするのではなく、容器を持参する方法もある。
・伺っていて、とにかくワクワクする取り組みだと感じた。
・例えば商店街などで、どうすればうまく進められるのか話し合い、探るほうがうまく進んでいくのでは。
・実は消費者も「待っている」のではないか。実験でもなんでも良いので、まずはやってみることが大切だ。
・まずはチャレンジしてみるのが良いと思う。課題は出てくると思うが、進めていくことで前進できる。

※会議の公式記録は、近く滋賀県ホームページで公開される予定です。


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