高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加など、多くの課題を抱える日本の農業。ここへ来て深刻な米不足。私たちの命を支える日本の農業は、果たして持続可能なのでしょうか?
一方で気候変動という地球規模の問題があります。多方面からその解決策が議論されてきましたが、さて、農業でカーボンニュートラルを進めることはできるのでしょうか?
今回のフォーラムでは「持続可能な農業」をテーマに、農業分野で起こっている様々な課題について共に考え、滋賀県が全国に先駆けて進めてきた環境保全型農業についても、今一度学びを深めたいと思います。
「食と農」に興味がおありの皆様、ぜひお気軽にご参加ください。
SL2フォーラム「持続可能な農業と私たちの暮らし」
日 時:2025年6月15日(日)14:00~16:30
場 所:草津市立市民交流プラザ 中会議室
(JR南草津駅前 フェリエ南草津5F)
定 員:50名
参加費:無料
主 催:しがローカルSDGs研究会(SL2)
後 援:滋賀県(予定)
◆プログラム:
・「カーボンニュートラルに向けた環境保全型農業の課題と展望」
ディーガン美佐子さん(まんまるなないろの地球 代表)
・「市民活動における農福連携チャレンジ」
香水 淳次さん(一般社団法人 ばんば楽楽ファーム 理事)
・「滋賀県における環境こだわり農業の取組
~これまでの成果と今後の発展に向けて~」
小松 茂雄さん(農政水産部 みらいの農業振興課 みどりの食料戦略室 参事)
・ディスカッション「持続可能な農業と私たちの暮らしを考える(仮)」
コーディネーター:青田 朋恵さん(琵琶湖システム広報大使・滋賀県立陶芸の森 副館長)
~ 講師プロフィール ~
ディーガン美佐子さん(まんまるなないろの地球 代表)
滋賀県立大学大学院 環境科学部 計画学科 修士課程終了(2024)
オーストラリアやイギリスに暮らした経験から、通訳ガイドや英会話講師を務める傍ら、持続可能な社会づくりを目指して、FEC自給圏ネットワークや気候アクション滋賀ネットワーク等の活動でもリーダー的存在として活躍している。
SL2理事、滋賀県地球温暖化防止活動推進員、滋賀県環境こだわり農業審議会委員、FEC自給圏ネットワーク 世話人代表、特定非営利活動法人 比良の里人メンバーほか
香水淳次さん(一般社団法人 ばんば楽楽ファーム 理事)
兼業農家に生まれ、幼少期は父・兄とびわ湖でのエリ漁へ頻繁に通い、お米・野菜・魚は身近で半自給する生活環境で育つ。長浜市の企業にて循環型社会を目指した啓蒙活動に従事し、NPOの設立、運営などにも携わる。業務を通して出会い、繋がらせていただいたネットワークを活かして、農業や林業、福祉の連携を模索しつつ、発達障がいやひきこもりの若者への仕事体験の場づくりなど草の根的な市民活動を実践している。
SL2メンバー、NPO法人 環人ネット 理事、おっとん 代表ほか
青田朋恵さん(琵琶湖システム広報大使・滋賀県立陶芸の森 副館長)
1983年滋賀県庁に就職。2016年より農政水産部農政課世界農業遺産推進係長、2020年より農政課長として「世界農業遺産」の認定申請に向けた取組に従事し、2022年7月の「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」世界農業遺産認定に導く。
2022年4月~東京の滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」所長。2023年4月~、滋賀県立陶芸の森・副館長(常務理事)として活躍中。
世界農業遺産認定に係る取組について大学等での講演多数。滋賀県土地改良事業団体連合会 理事、滋賀県環境審議会委員、野菜ソムリエ、フードコーディネーターほか
◆参加申込み:
以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/Uu5bG7pMmEmK2XEP7
※フォームがご利用になれない場合、お名前、TEL、mailアドレスを書いて、以下までメールでお申し込みください。
※必ずメールの件名を「6/15フォーラム申込み」としてください。
しがローカルSDGs研究会 事務局
〒520-0047 滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
大津市市民活動センターBOX32
Email:sl2.biwako@gmail.com
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